
■手作業からAI自動化へ―公共交通の業務効率化に一歩前進
名古屋鉄道<9048>(東証プライム)グループの名鉄バスは4月22日、ALGO ARTISと共同開発した乗合バスの「交番表」と「乗務行路表」のAI自動作成システム「Optium」を一部営業所に導入したと発表。このシステムは運行管理者が手作業で行っていた業務を効率化するものである。
システムはAIアルゴリズムを活用して交番表作成のワークフローを最適化し、業務の効率化を図るものだ。これにより公共交通事業における省力化が期待できる。
今後、名鉄バスは同システムを他の営業所にも順次導入する予定であり、ALGO ARTISと共に他の鉄道・バス会社への展開も計画している。この取り組みを通じて、公共交通事業全体の効率化に貢献することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)