日本郵船が続伸基調、「米、自動車船に入港料」と伝えられたが堅調で海運株は軒並み高い
- 2025/4/28 09:55
- 株式投資ニュース

■世界の自動車運搬船の4割を日本の海運3社で占めるとされる
日本郵船<9101>(東証プライム)は4月28日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は4857円(65円高)をつけ、4月2日以来、約4週間ぶりに4800円台を回復している。「米、自動車船に入港料、新たな貿易障壁、10月から、国外建造対象」(日本経済新聞4月27日付朝刊)と伝えられ、株価の反応が注目されたが、取引開始後は買い優勢となっている。商船三井<9104>(東証プライム)、川崎汽船<9107>(東証プライム)も堅調に始まり続伸基調となっている。
「トランプ米政権が国外で建造された自動車運搬船に10月から入港料を課す方針であることが分かった」自国の造船・海運業界を保護する狙い」(同)と伝えられた。報道によると、「世界の自動車船の2024年12月時点の運航シェアは日本郵船が15.1%で首位。商船三井、川崎汽船も2桁に達している。この大手3社で4割を占める」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)