
■地域と連携し、再生可能エネルギー推進を強化
MIRARTHホールディングス<8897>(東証プライム)は4月28日、同社のグループ会社MIRARTHエナジーソリューションズ(MES)が、「ミラースウィンドパワー青森中泊発電所」(現・中泊風力発電所)を取得したと発表。日本風力開発が開発し、2023年11月に稼働を開始したこの施設は、MESにとって2件目の取得案件となる。MIRARTHアセットマネジメント株式会社(MAM)が運営を担い、グループシナジーを活かして脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進する。
4月24日には、中泊町役場にて懇談会が実施され、風力や太陽光発電、蓄電池の可能性について意見交換が行われた。中泊町長は、「MWP青森中泊発電所」が地域に愛される存在となり、持続可能な未来を共に築くことへの決意を表明した。中泊町は豊かな農水産資源を有し、2024年3月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明、再生可能エネルギーの地産地消や資源循環社会の実現に向けた取り組みを強化している。
MIRARTHグループは、SDGs達成に向けた活動を通じ、地域創生や脱炭素社会への貢献を推進している。不動産事業では各地で官民連携事業や再開発に取り組み、エネルギー事業ではメガソーラー、バイオマス、風力発電と事業領域を拡大。2030年度までに温室効果ガス排出量45%削減、2050年度ネットゼロを目指し、持続可能な社会の実現に向け努力を続けている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)