古河電気工業が「アルミ電線」など材料に年初来の高値
- 2015/11/17 10:37
- 株式投資ニュース
古河電気工業<5801>(東1・売買単位千株)は17日、10時30分にかけて4.5%高の255円(11円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、出来高もすでに昨日分に匹敵する活況となっている。先の四半期決算発表時に通期の業績予想を増額するなど業績は好調。本日は、関西電力<9503>(東1)が家庭に送る配電線網を現在の銅製からアルミ製に刷新すると16日付の日本経済新聞が伝え、その中で、アルミ電線の風に揺れやすい難点を克服するため「風で揺れにくいアルミ電線を古河電気工業と共同開発した」と伝えたため材料視する動きがある。信用売り残が多いまま上値を追う展開のため、そのうち買い戻しが増えて上げ相場にハッパがかかると期待する様子もある。