■一部報道では約50年ぶりに上場来の安値、売り残など焦点に
シャープ<6753>(東1・売買単位100株)は18日の前場、一時119円(3円安)まで軟化し、今世紀の安値を更新(一部報道では約50年ぶりに上場来の安値を更新)した。10月26日に業績見通しを減額修正して以降、下値を探る雰囲気を濃くしており、印象としては気力の抜けた相場となってきた。
ただ、読売新聞の18日付朝刊は「全従業員を対象に、自社製品の購入を呼びかけるシャープ製品愛用運動を20日から始める」と伝えており、すでに信用売り残が買い残の1.6倍近くまで膨れ上がっているため、何かのキッカケで買い戻しが広がれば急反騰に転じる素地は形成されるるあるといえる。