タカラバイオが政府方針なども材料視されてて出直り強める

株式市場 銘柄

 タカラバイオ<4974>(東マ・売買単位100株)は18日、5.8%高の1250円(69円高)まで上げて出直りを強め、11月11日以来1週間ぶりの1250円回復となった。手掛かり材料としては、16日付でiPS細胞から安定した品質の肝細胞を分化誘導できる研究用試薬を発表したことなどが言われているが、政府が不妊治療の薬代も非課税にする方針との18日報道を受けて思惑が広がったとの見方もある。全体相場が急落した8月下旬の990円を下値に波状的な回復相場となっており、当面の業績は好調の見通し。本日は波の底から盛り返してきた格好のため再上昇の期待が出ている。

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