JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1・売買単位100株)は19日の前場2万2890円(410円高)まで上げて3日続伸基調となり、8月以降の回復相場で2日続けて高値を更新した。期待材料としては、米メリーランド州に申請していた鉄道営業権が認められたと19日付の日本経済新聞が伝えたことがあり、全体相場の大幅続伸にも乗った形になった。3月に今世紀(2000年以降)の最高値2万4800円をつけ、その後8月中旬までは2万円から2万3000円のゾーンで高値モミ合いを形成してきた。このところの回復相場では、このゾーンで買った向きの戻り売りをこなして上昇してきたとみられ、経験則的には3月高値を目指すといった期待が出ている。
同社では、徳川家康の没後四百年の今年、岡崎市(愛知県)で家康公四百年祭のフィナーレとして開催される「家康公生誕祭」の最終日に合わせて、12月26日に臨時急行列車「東海道トレイン家康号」を運行する。臨時急行列車「東海道トレイン家康号」は始発:静岡駅(12:55発)、終着:岡崎駅(14:50着)で下りのみ運転する。