【銘柄フラッシュ】エスケイジャパンが急伸しシャープは昨日の安値から急反発

日本インタビュ新聞

19日は、日産自動車<7201>(東1)が2.0%高程度だが終値で7月6日以来の1300円台回復となり、パリの同時多発テロの世界経済への影響は限定的との見方に続き、主力株で構成するTOPIXコア30指数ベースに海外資金の買いが見られるとの見方もあった。昨日安値更新のシャープ<6753>(東1)は自社製品購入運動や日証金の貸株に対する注意喚起などが材料視されて切り返し5.0%高と急反発。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)は昨日開催のアナリスト向け決算説明会を開催し、航空機向けチタン需要の拡大期待などが広がったようで11.1%高と急伸した。

エスケイジャパン<7608>(東1)は前週後半から京都の企業系投資ファンドによる買い付けが言われて連日急伸となり、本日は信用規制が掛かり需給の引き締まりなどが言われて15.5%高と急伸し、東証1部の値上がり率1位。ウチヤマホールディングス<6059>(東1)は13時の自社株買い発表などが好感されて14.2%高となり東証1部の値上がり率2位。日本CMK<6958>(東1)は17日に希望退職者の募集結果を発表し3日続伸の12.3%高となり東証1部の値上がり率3位。

本日は新規上場が2銘柄登場し、ロゼッタ<6182>(東マ・売買単位100株)はAI(人工知能)技術を活用した自動翻訳サービスなどを行い、公開価格は695円。前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、本日の気配値での上限に当たる1599円の買い気配となり公開価格の2.3倍となった。

あんしん保証<7183>(東マ・売買単位100株)は賃貸住宅の家賃保証などを行い、公開価格は1460円。やはり前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、気配値のまま上げる場合の本日の上限の3360円となった。

 

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