ワイヤレスゲートは北海道「ニセコ」で無料Wi-Fiを提供開始
■FONの高性能かつ低価格な無線LANルーターでWi-Fi化
ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は19日、北海道ニセコリゾートエリアで広報宣伝および販促活動を行っている一般社団法人ニセコプロモーションボード(北海道虻田郡)と世界最大のWi-Fiサービス「FON」を日本で運営するフォン・ジャパン(東京都港区)と3社共同で北海道の「ニセコ」の観光エリア一帯をWi-Fi化するプロジェクトを開始すると発表した。11月21日からインバウンド(訪日外国人観光客)を中心とした来訪客向けに無料Wi-Fiサービスの提供をスタートする。
ニセコは極上の雪質“パウダースノー”を堪能できる場所として広く知られており、また、スキーシーズン以外ではアウトドア・スポーツ体験や温泉、新鮮な「食」を堪能できるなど、年間を通して海外から多くの観光客が訪れる観光スポットとなっている。
同プロジェクトではニセコエリアの各ホテル、レストラン、アクティビティー施設などに、FONの高性能かつ低価格な無線LANルーターでWi-Fi化する。これにはワイヤレスゲートが設置および運用をサポートする。これにより各施設は安価にWi-Fiを導入することが可能となり、なお施設を利用する観光客はWi-Fiサービスを一定時間無料で利用できるようになる。
年内にはニセコエリアの約100施設で、その後は、ニセコリゾートエリア全域の300以上の施設でWi-Fiサービスの提供ができるよう、ルーターの設置施設を順次拡大していくと予定としている。