サイバーエージェントは戻り売りの警戒あるが慶応義塾大学との共同研究など材料に続伸
サイバーエージェント<4751>(東1・売買単位100株)は20日、11時にかけて7.1%高の5240円(345円高)まで上げ場面があり、東証1部の値上がり率ランキング5位前後に顔を出している。19日付で動画広告などのグループ会社オンラインビデオ総研が慶応義塾大学と共同研究を開始したと発表。この日の午後に続いて期待が盛り上がった。2016年9月期の業績予想は連結営業利益を前期比14%減と見込むなど、前期の大幅増益から一転減益の見込み。このため戻り売りの増加を警戒する様子がある一方、株価は決算を発表した10月下旬の水準を上回ってきたため消化済みの見方も出ている。今年の相場は4月の7190円を高値に調整基調のため、年末にかけてどの程度回復するか注目されている。