アイサンテクノロジー<4667>(JQS・売買単位100株)は20日の後場一段高の4145円(555円高)は15.5%高まで上げ、今年1月以来の上場来高値更新となった。このところ、衛星測位活用による自動走行システムや高精度3次元ナビゲーションなど、自動運転技術に関する発表が相次ぎ、同じく自動運転技術で注目される株式会社ZMP(東京都文京区)に株式上場の観測が出ていることなども思惑買いにつながっているようだ。ただ、短期的にはPERが100倍に乗ることや、動意づいてからの上昇ピッチが急激になってきたことなどから目先的には相場が「佳境」に入ってきたとの見方もある。JVCケンウッド<6632>(東1)やマミヤ・オーピー<7991>(東2)なども動意を強めている。