『小泉進次郎・橋下徹の若きリーダー』=11月22日(日)の大阪府知事選挙と大阪市選挙で共に大阪維新の会候補が圧勝した。橋下徹氏が率いる維新の会は、先の大阪都構想では否定されたが、今回の大勝で橋下氏自身が否定されたわけではなかったといえる。
まとまりに欠けると指摘されることもある関西がこのままでは一極集中の東京からますます差が開いてしまう危惧を大阪の庶民が持ったのではなかろうか。
大阪に限らず、いずれの地方にも東京に対し、ジタバタしてもどうにもならないという「諦め」の雰囲気があるといわれる。ただ、東京、あるいは日本自体でさえ世界の中で存在感が薄れる心配も持たれている。このため、小泉進次郎氏や橋下徹氏のような若き元気のよいリーダーを日本国民が求め始めている雰囲気もあるようだ。
全国に新幹線網、高速道路網など交通インフラは十分に整備されている。あとはリーダーの智恵と牽引で地方の諦めをヤル気に結びつけることができるか、というところに来ているのではなかろうか。