シャープは後場も産業革新機構の支援観測などでストップ高に迫る

株式市場 銘柄

シャープ<6753>(東1・売買単位100株)は24日の後場一段強張る始まりとなり、取引開始後に36.3%高の180円(48円高)まで上げて9月24日以来の160円台回復となっている。引き続き、官民ファンドの産業革新機構の支援観測や、膨大な信用売り残の動向などが注目され、出来高は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)に次いで東証1部の2位となった。官民ファンドの産業革新機構が経営再建を支援する場合に、「主力2行が債権放棄を実施する案が浮上していることが20日、分かった」(共同通信20日配信)などと伝えられ、期待が高揚している。

さる18日には今世紀(2000年)に入って最安値となる119円まで下げたこともあり、思わぬ急伸相場を見て、値幅を狙う短期回転売買の資金も大挙流入してきたようだ。直近の高値は8月の187円。本日のストップ高は50円高の182円。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る