日本郵政がロシア軍機の撃墜など受け内需株選別買いに乗り続伸

日本郵政グループ

 日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)は25日、9時30分過ぎに1923円(40円高)まで上げて3日ぶりに1900円台を回復し、出直りを強める展開となっている。ホームページの「ニュースリリース」欄には目新しい発表がないが、トルコ軍がロシア軍機を撃墜と伝えられたため国際展開する主力株が総じて重く、内需関連株を選別買いする動きに乗ったとの見方が出ている。11月4日に上場し、初値は1631円、上場後の高値は13日の1938円。高値圏で値持ちがよく、全国に持つ拠点郵便局の不動産開発的な活用余地が大きいことなどが魅力のようだ。市場関係者の一部には、政府肝いりの銘柄のため、高値に迫れば材料も出てくると見て注目する様子がある。

 かんぽ生命保険<7181>(東1)は3日ぶりに反発基調となり、ゆうちょ銀行<7182>(東1)は小幅だが2日続伸となっている。

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