写真=CYBERDYNEのHPから http://www.cyberdyne.jp/ 『労働人口減少とCYBERDYNE』=厚生労働省の、わが国の労働者数予測発表を受けて25日(水)のマーケットでは、ロボットの役割増大からCYBERDYNE<7779>(東マ・売買単位100株)が104円高の1840円と急伸、年初来高値に進んでいる。現在、日本の労働人口はほぼ6300万人台だが、高齢者や女性の労働参加がないと15年後の2030年には現在より800万人程度減って5560万人程度になるという。 総人口が減少に転じているため労働者人口の減少も当然ではあるが、多くの地方で働く人が不足し存立が危うくなってくる。とくに、介護などのほかモノ作りの現場で労働者の不足が目立ってくるという。自動車は自動運転に向かって、車のロボット化が進んでいるが、介護など福祉、あるいは建設、農作業などの現場においてロボットの役割が増えそうだ。介護ロボットで先行しているCYBERDYNEの株価が評価されるのも当然だろう。