トヨタ反落、12営業日連続で7600円中心の小動きから短期マネーは薬品へスイッチ
主力株指標のトヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は前日の53円高から早くも55円安と反落だ。このところ、1日間の高値と安値の振幅が50円前後と小さく、日計り売買は難しくなっているという。また、日々の終値推移でも7600円前後が12営業日継続で日計り以外の短期売買筋にも妙味が薄くなっている。「下値は25日線に沿ってジリ高で強いのだが上値も重くなっている。薬品株などが派手な動きをしているので短期資金は足の軽い銘柄に向くことになるだろう」(中堅証券)という。同社株が、再び、100円幅で動くようになった時が活躍できるポイントのようだ。