ロゼッタ<6182>(東マ・売買単位100株)は25日、4060円(210円高)で取引開始の後ストップ高の4550円(700円高)に張り付いて売買を交え、14時を過ぎては16.8%高の4500円(650円高)前後となっている。AI(人工知能)技術を活用した自動翻訳システム「熟考」などを開発・提供し、11月19日に新規上場。初値3705円がついたのは24日。全体相場が冴えないため、新鮮味があり初動段階で強さの目立った銘柄として注目されている。
2016年2月期の業績見通し(連結)は営業利益が前期比49%増、純利益が同33%増、1株利益は64.65円。PERは70倍になるため「熟考」する向きもあるようだが、IT関連事業で好業績の新顔銘柄はPER100倍を超える水準まで買われることがあるため注目度は高いものがある。