【銘柄フラッシュ】シャープは騰勢一服だがJストリームなど急伸し旭化成も4.5%高
25日は、引き続きシャープ<6753>(東1)が産業革新機構による支援観測などを材料に大活況となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)に続いて全銘柄の中で出来高2位。前場は14.7%高まで上げる場面を見せたが大引けは前日比変わらずとなった。旭化成<3407>(東1)は24日に旭化成建が行った杭打ち工事の調査結果を国交省に届け出たとの発表が気分的にひと区切りとされて4.5%高となり、10月16日以来の800円台を回復した。
日本管理センター<3276>(東1)が「民泊」の解禁期待などで8.8%高と急伸し、上場投信を除くと東証1部の値上がり率1位。ブイキューブ<3681>(東1)は12月末の株式分割に加えドローンを活用するウェブ会議システムへの取り組みなどが言われて8.6%高となり東証1部の値上がり率2位。ドリームインキュベータ<4310>(東1)は出資先のロゼッタ<6182>(東マ・11月19日上場)の18.2%ストップ高を好感して8.6%高となり東証1部の値上がり率3位。
Jストリーム<4308>(東マ)は映像資産のデジタル保存管理システム発表などが言われてストップ高の25.6%高。MRT<6034>(東マ)は医療費抑制政策に乗るとの見方や遠隔医療などへの期待が言われて一時ストップ高となり大引けは17.4%高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は米ベンチャー企業との提携などが好感されて16.8%ストップ高。
CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は着用型ロボット「HAL」が日本初のロボット治療機器として厚労省の医療機器製造販売承認を取得と発表し5.2%高の年初来高値。また、菊池製作所<3444>(JQS)は装着型ロボット「マッスルスーツ」に関する日刊工業新聞の記事が材料視されて21.6%高の急伸。アンドール<4640>(JQS)は最新の汎用CADシステム発表などが好感されて22.6%ストップ高となった。