果樹・園芸用農薬などのアグロ カネショウ<4955>(東1・売買単位100株)は25日の大引け後、2015年12月期の期末配当金を当初予想の1株当たり20円から2円増額し、22円に修正すると発表した。当期の業績動向や今後の財務状況等を総合的に勘案した。前期実績は記念配当7円、普通配当20円の計27円だった。
2015年12月期の連結業績見通しは、第3四半期決算発表の段階で、福島第1原子力発電所による受取補償金などの特別利益がなくなることなどで、売上高が前期比2.4%増の140.06億円、純利益は同41.4%減の9.77億円、1株利益は78円82銭。
25日の株価終値は985円(8円安)となり、PERは12倍台。たとえば日本農薬<4997>(東1)のPER20倍前後との比較ではわりやす感が強い。