任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は26日、取引開始後に1万9865円(430円高)まで上げて出直りを強める始まりとなった。米国市場でADR(米国預託証券)が上げ、感謝祭(26日)明けからスタートする年末商戦(ブラックフライデーセール)に期待が強いとの見方が出ている。このところの株価は1万9000円前後から2万5000円前後の幅で大きく往来するモミ合いを形成しており、本日はこの下値圏から出直ってきた状態。米国には、往来相場の周期性をとらえて値幅を狙うボックストレードという手法があるという。