テラが樹状細胞ワクチン療法に関する評価など好感し4ケタ回復

株式市場 銘柄

 テラ<2191>(JQS・売買単位100株)は26日、11.6%高の1040円(108円高)まで上げて8月20日以来の4ケタ(1000円)台回復となり、10時を過ぎても1000円台で強い展開となっている。25日付で、同社の樹状細胞ワクチン療法と抗がん剤を併用した膵臓がん患者の予後予測因子について、治療前後の測定データを解析し予後予測因子の探索を行った結果を発表。期待が広がった。

 株価は8月に全体相場が中国株の波乱を受けて下げた際に631円まで下押したが、その後は持ち直して回復傾向。この間、まだ目立って急伸する場面が少なく、すでに大きく回復した銘柄に比べて上値余地があるとの見方が出ている。

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