◆日経平均の前引けは1万9959円26銭(111円68銭高)、TOPIXは1601.79ポイント(7.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億4954万株
26日前場の東京株式市場は、為替が米国の10月米耐久財受注などを受けてドル高・円安気味になったことなどが好感され、日経平均は9時30分頃に144円86銭(1万9992円44銭)まで上げた。ただ、東芝<6502>(東1)が伸び悩むなどで2万円の大台乗せは後場に持ち越した。前引けは111円68銭高(1万9959円26銭)。主な株価指数はすべて高い。
このところ活況高だったシャープ<6753>(東1)は米アップル社がアイフォーンに有機ELパネル採用との報道などが手控え要因になったようで小反落。一方、保土谷化学工業<4112>(東1)は有機ELパネルの発光剤を製造するとされてストップ高。日揮<1963>(東1)は大和証券の目標株価引き上げが言われて急伸。
そーせいグループ<4565>(東マ)はイスラエル企業との提携などが好感されてストップ高。ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は訪日旅行者に向けた通信の利便性を高めるサービス拡大などが期待されて上げ、免疫生物研究所<4570>(JQG)は中期計画などに改めて期待とされて出直り拡大。
東証1部の出来高概算は9億4954万株、売買代金は9840億円。1部上場1918柄のうち、値上がり銘柄数は1073銘柄、値下がり銘柄数は701銘柄となった。