雪印メグミルク<2270>(東1・売買単位100株)は26日の後場一段と波状高になり、14時30分を過ぎて2796円(77円高)まで上げて2009年の統合新発足以来の高値を更新している。期待材料は幾つかあるようだが、「バターの品薄続き今冬も最高値に」などと25日付の日本経済新聞で伝えられ、無縁バターの大手として注目されている。乳業大手が春に続いてバター価格の値上げに踏み切るのではといった思惑画強いとの見方がある。株価水準はPER14倍台のため割高感はなく、投資家心理としてはキリのいい大台の3000円に乗るまで騰勢が続くとの見方もある。