スターティアラボは「印刷・販売促進におけるARの活用に関する意識調査」を実施

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■印刷会社との取引経験のある20歳から59歳の経営者・役員、会社員441人が対象

 スターティア<3393>(東1)の子会社、スターティアラボは、企業向けにAR(拡張実現)制作ソフト「COCOAR(ココアル)」を提供しているが、「印刷・販売促進におけるARの活用に関する意識調査」を印刷会社との取引経験のある20歳から59歳の経営者・役員、会社員441人を対象に、10月27日から10月30日にかけて実施した。

 調査背景には、スターティアラボが提供する、企業向けのAR制作ソフト「COCOAR」は、1,108社以上(9月末時点)の企業への導入しており、うち印刷・広告関連企業が4割を占めている現状がある。ARは現実環境を拡張する技術のことで、印刷物に情報を付加することでクロスメディアという視点から、印刷業界の可能性に広がりを見せている。そこで今回、印刷会社のクライアントに対して「印刷・販売促進におけるARの活用に関する意識調査」を実施することになった。

 調査方法は、インテーネット調査。その結果、ARを販売促進として採用した企業は、まだ10社に2社の割合に留まっていることが分かった。また、ARを販売促進として採用していない理由は、「必要が無いと感じたから」(29.2%)、「きっかけがなかったから」(25.0%)、「価格が高いから」(25.0%)という理由が挙げられた。更に、ARにおける販売促進の「活用方法」が分かると、過半数の人が関心を持つということも分かった。

 同社では、ただ単にツールを提供するだけでなく、COCOARの導入者に対してクライアントへ提案する際の「営業法」も支援している。

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