27日新規上場のネオジャパン<3921>(東マ・売買単位100株)は30日も買い気配をセリ上げる始まりとなり、9時30分にかけては公開価格2900円の2.5倍の7350円の気配値で買い先行となり、昨日からまだ初値がついていない。
業務支援ソフト「デスクネッツネオ」などを主事業に、2016年1月期の業績予想(単体)は、売上高が前期比8.3%増の18.7億円、営業利益が同32.5%増の3.3億円、純利益が同32.6%増の2.3億円、1株利益は223円72銭。PERは33倍に迫り、たとえばシステムインテグレータ<3826>(東1)のPER13倍台などとの比較では割高だが、好業績のIT関連株にはPER100倍を超える銘柄が少なくないため、心理的には割安感が強い様子がある。