◆日経平均の前引けは1万9807円43銭(76円51銭安)、TOPIXは1585.00ポイント(9.45ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億9272万株
30日前場の東京株式市場は、前週末の中国株が約3週間ぶりに3500ポイントの大台を割り、欧州株もスイスを除き全面安となったほか、朝発表の日本の鉱工業生産指数についても冴えないとの見方があり、日経平均は9時30分にかけて122円01銭安(1万9761円93銭)まで下げる場面があった。ただホンダ<7267>(東1)などの自動車株や半導体関連株が強く、前引けは76円51銭安(1万9807円43銭)となった。凍傷マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。
前週末に続きケミプロ化成<4960>(東2)や倉元製作所<5216>(JQS)などの有機ELパネル関連株が強く、ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は自社株買いなどが好感されて活況高。上場2日目のネオジャパン<3921>(東マ・売買単位100株)は本日も買い気配を上げ、公開価格2900円の3.9倍の1万1430円の買い気配値。昨日からまだ初値がついていない。
東証1部の出来高概算は9億9272万株、売買代金は1兆328億円。1部上場1921柄のうち、値上がり銘柄数は828銘柄、値下がり銘柄数は928銘柄となっている。