30日の中国株式は続落模様となり、上海総合指数が日本時間の正午前に11月3日以来の3400ポイント台を割り込み、1.1%安の3397.84ポイント(38.47ポイント安)前後となっている。前週末27日に大手証券への査察などが手控え要因とされて約3週間ぶりに3500ポイントを割り込んだばかり。日経平均は後場寄り後に一段軟化し、150円安の1万9740円前後となっている。中国景気に敏感とされるコーセー<4922>(東1)などや鉄鋼株、トイレタリー株の一角が安い。
中国株式については、本日、中国証券報の報道として、国泰君安証券の幹部が株式市場を支えるために株の買い入れを続ける考えを明らかにしたと上海30日発ロイター通信が伝えた。