オープンハウス<3288>(東1・売買単位100株)は30日の後場一段ジリ高となり、14時40分を回って9.4%高の2589円(223円高)まで上昇し、11月18日以来の上場来高値更新となった。国交省発表の10月の新設住宅着工戸数が午後発表され、前年同月比2.5%減少して8カ月ぶりの減少となったが、うち「持ち家」は同2.4%増加して6カ月連続の増加と伝えられたため選別買いが入った。業績は好調で株価もPER9倍台のため好材料に反応しやすいようだ。上場来高値の相場のため需給や心理面の介在余地が強まるようで、キリのいい水準として3000円の大台に乗るまで騰勢がおさまらないとの見方も出ている。