ジャパンインベストメントアドバイザーはValliere Aviation 社へ出資し、資本・業務提携を発表

IR企業情報

■来期の売上高は10数億円以上を見込む

 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>(東マ)は27日、子会社JIAルクセンブルクを通じて、Valliere Aviation 社(以下VAG社)へ出資し、資本・業務提携を行ったと発表した。

 世界の航空機需要は2030年ごろまで堅調に推移する一方で、今後20年間で約14,000機以上の航空機が退役になる見通しで、退役する航空機を解体しその部品・装備を航空機ユーザー(整備会社、航空会社、リース会社等)に販売するパーツアウト・ビジネスが注目され拡大傾向にあり、底堅い顧客ニーズに支えられ高収益が予想される。

 その様な状況の中で、当社グループは、パーツアウト・ビジネスの専門業者で、また、機齢の経った旅客機を貨物機に改造しリサイクルするコンバージョン事業のノウハウを有するVAG社と資本・業務提携を行う。

 当社グループが従来有する航空機ファイナンス技術を応用することにより、新たに航空機のパーツアウト・ビジネスへの自己投資による収益機会の拡大と オペレーティング・リース案件とは異なる新しいタイプの投資商品の開発・提供が可能となる。また、当社グループが投資商品として提供するオペレーティング・リース案件の対象航空機の換価処分をスムーズに進めるためのツールとしての活用なども可能となる。

 資本・業務提携は、VAG社がノウハウを有するパーツアウト・コンバージョン事業と当社の金融ソリューション事業との連携から相互に生じる高度なシナジー効果を追求することにより、当社グループの業績拡大に大いに貢献することが予想される。

 当社では、この事業で、来期の売上高は10数億円以上を見込んでおり、営業利益率は20%程度と比較的高い収益性を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る