【引け後のリリース】NECが独ウェゲナー極地海洋研究所などにスパコン納入

引け後のリリース

■今年は大きなモミ合いを形成し、抜け出せば再び中期上昇軌道に移行も

 NEC<6701>(東1・売買単位千株)は30日、ベクトルスーパーコンピュータ「SX-ACE」を、ドイツのキール大学、アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所、シュツットガルトハイパフォーマンス計算センターに納入し、「SX-ACE」を活用した本格的な研究が開始されたと発表した。

 発表によると、「SX-ACE」は、超高速な並列処理を要する科学技術計算や大規模なデータ解析を伴う高度なシミュレーションに最適なスーパーコンピュータ(スパコン)とのことだ。キール大学では気候変化や海洋現象のシミュレーションに利用し、アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所では、特に地球の極域を中心とした海洋物理・化学や気候変化に関するシミュレーションに利用する。高性能計算に関する欧州有数の拠点でもあるシュツットガルトハイパフォーマンス計算センターでは、自動車、素材、化学分野などの研究開発、産業応用に活用するという。

 今年の株価は5月の430円を年初来の高値として80円から50円の幅で大きなモミ合いを形成し、30日の終値は412円(5円安)。当面の業績は増収増益が続く見込みで、PER16倍台のため割高感はなく、モミ合いを抜け出せば再び中期上昇軌道に移行する可能性がある。

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