完成イメージ図
■横浜市はじめ千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、ANAなど協力
ユーグレナ<2931>(東1・売買単位100株)は12月1日の15時過ぎ、横浜市、千代田化工建設<6366>(東1)、伊藤忠エネクス<8133>(東1)、いすゞ自動車<7202>(東1)、ANAホールディングス<9202>(東1)の全日本空輸の協力のもと、微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)を原料とするバイオ燃料で2020年にジェット機を飛行させることなどを目的とする「国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画」を発表した。
横浜市が「環境・エネルギー分野の拠点形成」を目指す京浜臨海部の旭硝子<5201>(東1)京浜工場内(予定)に、千代田化工建設が実証プラントを建設する。会見にはユーグレナの出雲充代表取締役社長のほか、横浜市の林文子市長、いすゞ自動車の細井行代表取締役会長、千代田化工建設の澁谷省吾代表取締役社長らが臨席した。
ユーグレナの1日の株価終値は1724円(28円高)。今年の株価は2月の2177円を高値に調整基調が続いてきいるが、8月に2015年9月期の業績見通しを大きく増額修正して営業・経常利益が3期ぶりに過去最高を更新する見込みとするなど業績は好調だ。