◆日経平均の前引けは2万2円12銭(10円28銭安)、TOPIXは1607.27ポイント(5.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億7359万株
2日前場の東京株式市場は、昨日3カ月半ぶりに2万円台を回復して達成感が出たためか株価指数の先物が重く、日経平均は9時40分過ぎに86円18銭安(1万9926円22銭)まで反落する場面があった。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)などが高いため次第に持ち直し、日経平均の前引けは2万円台を回復して10円28円安(2万2円12銭)となった。マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。
建設株がJPモルガン証券による積極評価などで上げ、ユーグレナ<2931>(東1)は微細藻類によるバイオジェット機燃料の実証プラント建設やで2020年のジェット機飛行計画に期待が強まり急伸し、そーせいグループ<4565>(東1)はファイザーとの提携など好感し連日急伸。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は「テロメスキャン」の米国展開などが材料視されてストップ高。引き続き有機EL関連株もにぎわい、倉元製作所<5216>(JQS)などが活況高。
東証1部の出来高概算は9億7359万株、売買代金は1兆9822億円。1部上場1921銘柄のうち、値上がり銘柄数は897銘柄、値下がり銘柄数は832銘柄となっている。