ファーストリテイリングは本日「月次」発表で暖冬気になるが底堅い

ユニクロ

 「ユニクロ」などのファーストリテイリング<9983>(東1・売買単位100株)は2日の後場、14時30分を過ぎて4万9000円(890円安)前後で推移し、前場に続き軟調小動きとなっている。毎月2日の通常取引終了後に月次動向(国内ユニクロ売上情報)を発表するため様子見ムードが強いという。

 前回発表の月次10月分は秋冬商品の販売が好調で、既存店売上高が前年同期の105.5%、直営店計の売上高は同104.5%、ダイレクト販売を含む売上高は同105.9%となった(直営店の出店9店舗、退店8店舗)。この冬は暖冬との見方もあり、注視する雰囲気がある。ただ、暖冬との見方は直近になって出てきたわけではないため、数字に大きな変化がなければ逆に懸念が出尽して好調さが前面に出てくるとの見方もある。

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