11月2日(水)のNYダウはFRB議長の講演に反応、前日の169ドル高から158ドル安の1万7729ドルと反落した。このところ高値圏で動きが荒くなっている。
イエレンFRB議長はワシントンで講演、ガソリン価格低下効果で自動車の販売が好調など景気が予想通り好調に数位していることから12月の金融政策決定会合はゼロ金利を終えるかどうかの重要な会議になると発言。さらに、景気が過熱した利上げが遅れた場合は、そのあとの引き締めがかえって厳しいものとなり景気に悪影響を及ぼすとも発言した。
ドルは123円前半、原油は40ドル前半。
NN倍率は1.124倍、日経平均上ザヤは2198ポイントに拡大した。仮に、12月に米国の利上げが現実となれば、日米の景気政策に大きい差が顕著となることから日経平均の上ザヤ拡大は広がるだろうとの見方もされている。