上場1年の綿半ホールディング<3199>(東2・売買単位100株)は快調な相場展開だ。昨年12月の上場時初値680円に対し瞬間672円の安値があったが、その後はほぼ1本調子に右肩上がりの展開で今日は1400円(前日比45円高)と上場来高値を大きく更新している。実に、1年間で2.0倍の値上がりである。「上場時のPERが4倍台、利回りも2.2%程度と割安だったことが背景としてあるだろう」(中堅証券)という。9月中間期ではホームセンター事業営業利益が前年同期比201.4%増、建設事業利益46.4%増、貿易事業利益17.2%増とすこぶる好調で中間期営業利益は4.2倍増益、通期予想に対する進捗率が56%と好調だ。現時点の通期予想1株利益は127.7円、配当年15円の見通し。マーケットでは配当性向が11%台と低いことから増配が期待できそうだ」(中堅証券)との期待となっている。まだ上値を伸ばしそうな勢いだ。