テラ 2015年2月初旬より「医師が考えたがん治療のための“免疫保険”」の販売を開始
- 2014/12/24 14:24
- IR企業情報
■がん免疫細胞療法の治療費を保障する新しいがん保険、
テラ<2191>(JQS)の子会社であるテラ少額短期保険は、2015年2月初旬より「医師が考えたがん治療のための“免疫保険”」(以下「免疫保険」)の販売を開始する。
テラ少額短期保険が販売する免疫保険は、テラが提供する樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」をはじめとした、がん免疫細胞療法の治療費を保障する新しいがん保険。がん免疫細胞療法は一部、先進医療として認められているものの、多くは自由診療として行われており、全額自己負担となることから、治療費の負担が大きくなる。免疫保険によって治療費の負担が軽減されることで、がん患者が安心して新しい治療を受けやすくなることを目指す。また、がん免疫細胞療法の普及促進と、早期から標準治療と併用して患者ががん免疫細胞療法を受けやすくなる環境づくりの推進にもつながると想定され、がん免疫細胞療法市場全体の成長にも寄与する。
免疫保険は、がん診断保険金と免疫細胞療法保険金を合わせて、総額160万円でがん免疫細胞療法の治療費を保証する。保険料は30代男性であれば、ひと月当たり500円を切る水準。がん免疫細胞療法を受けたにもかかわらず、がん診断から1年以内に亡くなった場合、治療を見守ってくれた家族に死亡保険金が支払われる。20歳から74歳まで申し込むことが出来る。保健期間は1年間で、84歳まで更新できるといった特徴がある。
再生医療関連2法が施行され、再生医療・細胞医療に注目が集まっているが、テラ及びテラ少額短期保険は免疫保険によって、最先端の医療を身近なものとし、治療の選択肢を広げることで、がん患者に貢献する。