4日(金)のNYダウ急反発、雇用好調を評価、ただ直前2日間の下げは取り戻せず、原油急落
11月4日(金)のNYダウは、雇用統計の好調を受け3日ぶりに急反発した。終値は369ドル高の1万7847ドルだった。この日発表された11月分の雇用統計において新規雇用者数(農業以外)は21.1万人の増加で、前月の29.8万人増加よりは少なかったが事前予想の20万人を上回った。
NYダウは、強いアメリカ景気を評価して急反発したといえるようだ。ただ、前日まで2日間の合計下げ幅約410ドルをすべて取り戻すことはできていない。一方、原油はOPECが現在の生産量を維持し減産しなかったことを決めたことで39ドル後半まで大きく下げた。ドルは123円前半。
4日(金)の日経平均は435円安と大きく下げたことで日経平均の上ザヤは1656ポイントに縮小、11月18日以来ほぼ1カ月ぶりに2000ポイント台を割った。NN倍率は1.092倍。4日の日経平均が、たいした理由もなく大きく下げていたことから週明けの日経平均はNYダウ高から反発となることが予想される。