ファーストリテイリング<9983>(東1・売買単位100株)は7日、取引開始後に4万7550円(830円高)まで上げ、前週末までの3日続落から急反発の始まりとなった。2日に発表した11月の月次動向(国内「ユニクロ」事業の売上高速報)が既存店で前年同月比8・9%減と4カ月ぶりにダウンしたことなどが手控え要因になってきたが、店舗数は11月末に初めて国内を海外が上回った。このため、月次動向に一喜一憂する動きは今後低下するとの見方が出ている。NY株の急伸や円安基調の再燃も好感されており、今後は海外株や円相場との相関が強まるとの見方が出ている。