日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)は7日、取引開始後に1994円(22円高)まで上げて3売買日連続の上場来高値更新となった。引き続き月初に発表した自社株買いなどが好感されているほか、上場月の翌月末になる12月末から東証1部全銘柄で計算するTOPIXの算出対象になる予定で、機関投資家などの運用ファンドの中には、すでに組み入れを行っているものが少なくないとの推測も出ている。2000円の大台に乗るまでは勢いが止まらないとの見方があるが、目前に迫ってきたため大台乗せのあとはこうした大型株に特有の「大台固め」の動きに転じるとの見方もある。