◆日経平均の前引けは1万9796円65銭(292円17銭高)、TOPIXは1593.96ポイント(19.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1517万株
7日前場の東京株式市場は、NY株が前週末に雇用統計などを好感して369ドル高となり、前の日の252ドル安を一挙に奪回したため、利上げに対する耐性が確認されたとの見方があり、日経平均は前引けにかけて一段強張り307円03銭高(1万9811円51銭)まで上げた。前引けは292円17銭高(1万9796円65銭)。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均など主な株価指数はすべて高い。
丸栄<8245>(東1)がラオックス<8202>(東2)出店の観測などが好感されて急伸し、ネクスト<2120>(東1)は政府の「民泊」推進などに期待とされて上げ、MRT<6034>(東マ)は光通信との提携などが好感されてストップ高。ユークス<4334>(JQS)は業績予想の増額が好感されてストップ高。
上場2日目の鎌倉新書<6184>(東マ・売買単位100株)は9時43分に公開価格1000円の2.8倍の2806円で売買が成立し初値を形成し、その後3310円まで上げて活況。
東証1部の出来高概算は8億1517万株、売買代金は8999億円。1部上場1922銘柄のうち、値上がり銘柄数は1600銘柄、値下がり銘柄数は217銘柄となっている。