■糖の吸収を抑える機能性が報告される成分を配合した同社初の機能性表示食品
富士フイルムホールディングス<4901>(東1・売買単位100株)は7日、甘いものや炭水化物が好きな方をサポートするサプリメント「メタバリアスリム」を機能性表示食品として12月11日リニューアル発売すると発表した。本日の株価は4950円(26円高)となり、前週末比で反発。この3年は傾向的なジリ高基調が続いており、基調としては今年末から来年初にかけて15年8月につけた2007年以来の高値5293円を更新する可能性がありそうだ。
発表によると、「メタバリアスリム」は、糖の吸収を抑える機能性が報告されている機能性関与成分「サラシア由来サラシノール」を配合し、同社初の機能性表示食品として発売になる。機能性関与成分「サラシア由来サラシノール」は、インドやスリランカなどで古くから健康維持のために愛飲されている天然植物「サラシア」に含まれる成分。食事から摂取した二糖類が単糖に分解されるのを阻害し、糖の吸収を抑える機能性が報告されている。
「サラシア」は水分を吸収して変質しやすいため、扱いが非常に難しい素材だが、同社では、独自の安定化技術によって、高濃度かつ安定した品質でサプリメントに配合することに成功した。さらに本製品には、植物由来の「食物繊維」や「赤ワインポリフェノール」、「ケルセチン配糖体」などの成分を理想的なバランスで配合している。