青山商事<8219>(東1・売買単位100株)は9日、朝方に4845円(150円高)まで上げて4日ぶりに戻り高値を更新し、11時にかけても80円高前後で強い展開となっている。8日の大引け後、発行済株式総数の0.90%の50万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株式価値の向上などに期待が広がった。今年後半の相場は8月の5220円を高値に調整含みだが、前半は8月まで上昇基調だったため、年内いっぱいは休養期間が続いてもそれほど不自然ではないようだ。目先は、新春相場に向けたウォーミングアップ相場と見て注目する様子がある。