9日は、北京の大気汚染の悪化などを思惑材料として東亜ディーケーケー<6848>(東1)が10.8%高の大幅続伸となり、神栄<3004>(東1)は前場小安くなる場面があったが13時頃から動意を強めて16.8%高の大幅続伸。環境管理センター<4657>(JQS)は17.4%ストップ高。興研<7963>(JQS)は6.1%高となった。セメダイン<4999>(東2)はTOB(公開買い付け)を好感して12.2%高となった。
本日上場のラクス<3923>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げた場合の本日上限になる公開価格1080円の2.3倍の2484円で買い気配となった。クラウドを活用した経費精算ソフト「楽楽精算」などで成長。
アサツーディ・ケイ<9747>(東1)は自社株買いや高配当予想などを好感して一時13.4%高まで上げて年初来の高値に迫り大引けも5.6%高。日本CMK<6958>(東1)は三菱UFJモルスタ証券による目標株価の引き上げなどが言われて13.1%高。インフォテリア<3853>(東マ)は主製品の4年連続シェア1位やビットコイン技術企業との提携などが言われて22.3%ストップ高。フリークアウト<6094>(東マ)は9日売買分から信用取引規制が解除され、ビッグデータ解析事業などによる業績上ブレ期待が再燃して12.3%高となった。