そーせいグループ(そーせいG)<4565>(東マ・売買単位100株)は10日、取引開始後に8880円(920円高)まで上げ、値上がり率は約12%で東証マザーズ銘柄の2位に躍進する場面があった。9日の大引け後、同社などが開発した重度ぜんそく治療薬候補について、米ノバルティス社が第Ⅲ相臨床試験に進むと発表。最初の被験者への投与をもって375万米ドル(1ドル123円とすると約4.6億円)のマイルストンを受理すると発表したため期待が高揚した。6月につけた2004年以来の高値8780円を抜いたため参加者全員が回転の効く状態になり、テクニカル的には1万円を目指すコースとの見方が出ている。