東京個別指導学院:「クラスベネッセ」オープニングイベント実施

■教育セミナー「進路を考える親子の対話法~子どもの主体性を高めるヒント~」熱心に聞き入る親子、自学自習の大切さを実感!

東京個別指導学院<4745>(東1)は、ベネッセコーポレーション<9783>との連携による新業態「クラスベネッセ」のサービスを開始し、今後の拡大を図る。

「クラスベネッセ」は、ベネッセコーポレーションの教材「進研ゼミ」を活用し、1人の先生が生徒4人の自学自習指導を行う個別フォロー型学習サービスである。12月15日に第一号教室の「クラスベネッセ仙川」を京王線仙川駅前にオープンした。

同教室のオープニングイベント(12月20日~23日の4日間)には、小・中学生を持つ多くの保護者が参加した。イベント期間中は教育セミナー「進路を考える親子の対話法~子どもの主体性を高める3つのヒント~」(講師:小泉和義氏=ベネッセ教育総合研究所・情報編集室・室長)が行われ、参加した親子が熱心に講義に聞き入るとともに、同教室が目指す自学自習の大切さを実感したようだ。

セミナー終了後教室では終日、体験授業への申込みなどが続いた。

【講演の概要】

・現状認識:子どもたちの自信と学習意欲の低下が指摘されている。今後、子どもたちが生きていく時代は労働市場がグローバル化し外国人とともに働く時代。そうした中で生きていくには主体性が不可欠。
・これからの教育:「自分で課題を見つけ、その課題を自分で解決する」ことが要求される時代だ。教育のあり方もこれに応じて変化する。互いに知恵を出し合い問題解決に取り組むスタイルへ。
・子どもの主体性を育むポイント:
Ⅰ)「仮決め」の習慣をつける。判断の必要な場面で、自分でものごとを決めるように促す。
Ⅱ)考える習慣をつける。日常生活の中で常に「なぜか?」「どうすればよいか?」を考える。
Ⅲ)ほめる。「何が良かったか」を具体的に伝える。
Ⅳ)学び方を身に付ける。机の上を整頓する、単純作業で覚える、教え合いを行うなどを入口に、自分なりのやり方を見つけていく。
Ⅴ)遊びを奨励する。好きなことに熱中しているとき、思考は課題解決型になり、思考活動の訓練となる。

なお、同教室の責任者・宮坂匡則氏は、開校にあたり、「従来の個別指導と全く異なるニーズの存在を実感しています。新しいサービスの中で深く顧客と関わっていきたいと思います」と抱負を語った。

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