gumiは上場以来初の4ケタ割れとなりテクニカル的には薄氷を踏む相場

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 スマートフォン向けゲーム開発などのgumi(グミ)<3903>(東1・売買単位100株)は11日、一時約11%安の995円(129円安)まで下げて2014年12月の上場以来初の4ケタ(1000円台)割れとなり、10時を過ぎては1015円前後で一進一退となっている。昨日発表した第2四半期決算(15年5~10月累計)の純利益が赤字になったほか、16年1月締めの第3四半期の見通しも赤字としたため嫌気売りが先行した。

 15年8月から9月にかけて何度か4ケタ割れ目前まで下押したことがあり、10月に1700円台まで回復したにもかかわらず遂に4ケタを割る状態になった。テクニカル的には、4ケタを割り込むと下値支持ゾーンを踏み外すことになり、「モミ合い割れ」「下っ放れ」などと呼ばれて再下降相場に移行するケースがが少なくないとされる。こうした意味では薄氷を踏む相場ということができ注目されている。

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