アイリッジの第1四半期はスマートフォンアプリの利用ユーザー数が順調に推移
■既存顧客の深耕と新規顧客の開拓を進め、サービスラインナップを拡充
アイリッジ<3917>(東マ)は、インターネットを通じて企業の営業活動をサポートするモバイルマーケティング事業を展開しており、自社開発のサービス「popinfo」によって消費者をインターネット(オンライン)上のwebサイトから実店舗(オフライン)への集客や販売促進につなげる「O2Oビジネス」を手掛けている。
16年7月期第1四半期非連結累計(8月~10月)は、売上高が2億29百万円、営業利益が10百万円、経常利益が10百万円、四半期純利益が5百万円だった。売上高には季節変動があり、多くの取引先の決算月(3月)を含む第3四半期の売上高が大きい傾向にある。
既存顧客の深耕と新規顧客の開拓を進め、サービスラインナップの拡充を図ってきた。具体的には、popinfoの情報配信機能を軸に、より効果的なO2Oを実現するための、アナリティクス機能やクーポン機能などの機能改善・拡充を進め、ターゲティングから集客・販促、決済に至るまで、O2Oをトータルで支援する仕組みの強化に継続的に取り組んでいる。15年10月には、popinfoを搭載したスマートフォンアプリの利用ユーザー数は2600万ユーザーを超え、順調に推移している。
今期業績は、当初予想を据え置き、売上高が11億円(前期比47.7%増)、営業利益が2億円(同85.8%増)経常利益が2億円(同85.1%増)、純利益が1億33百万円(同85.0%増)を見込んでいる。