◆日経平均の終値は1万8757円32銭(473円16銭安)、TOPIXは1516.17ポイント(33.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億285万株
14日前場の東京株式市場は、NY株の大幅安や為替の円高基調を受けて株価指数の先物主導で下押す相場となり、日経平均は10時頃に619円39銭安(1万8611円09銭)まで下げた。ただ、この時間帯からソニー<6758>(東1)などが持ち直し、材料株物色は活発なこともあり、日経平均の前引けは473円16銭安(1万8757円32銭)となった。主な株価指数はほとんど安い。
くらコーポレーション<2695>(東1)が前週末11日に発表した10月決算を好感して急伸し、神奈川中央交通<9081>(東1)やステラ ケミファ<4109>(東1)は東海東京証券が来年前半の活躍予想銘柄に挙げたとされて高い。フルスピード<2159>(東マ)とフリービット<3843>(東マ)は11日に発表した四半期決算などが好感されて急伸。アパマンショップホールディングス<8889>(JQS)は引き続き「民泊」関連人気とされてストップ高。
東証1部の出来高概算は11億285万株、売買代金は1兆2528億円。1部上場1925銘柄のうち、値上がり銘柄数は121銘柄、値下がり銘柄数は1770銘柄。
また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、水産・農林、食料品、陸運、小売り、繊維製品、建設、などとなった。