臨床試験受託などのリニカル<2183>(東1・売買単位100株)は14日も上値を追う展開となり、14時を回っては7%高の3500円(245円高)前後で売買をこなし、3日続伸基調となっている。12月末現在の株主に対して1株を2株とする株式分割を行う予定で、これを発表した12月11月30日以降、断続的にまとまった買いが入るようで、その都度上値を追う展開になっているという。
12月末の分割を確保するための買い付け期限(権利付最終日)は12月25日。今年は株式分割を行った後も上値を追う銘柄が少なくなかったため買い安心感があるようだ。また、12月17日の新規上場銘柄として、感染症検査薬や研究用試薬などのミズホメディー<4595>(JQS)がジャスダック市場に登場することを関連づけて思惑材料視する様子もある。