パイプドHDはパイプドビッツの事業の一部を新会社へ継承することを決議

IR企業情報

■持分法適用会社のカレンの第三者割当を引き受けることも発表

 パイプドHD<3919>(東1)の子会社、パイプドビッツは、14日開催の取締役会で3月1日を効力発生日として、パイプドビッツの事業の一部を会社分割もしくは当社が出資する新会社へ事業譲渡し、それらの事業を新会社へ承継することを決議した。

 当社は、9月1日付で持ち株体制に移行し、「グループ経営の視点で企画、検討、判断する組織」と「事業遂行に集中し拡大・発展させる組織」とを切り離し、それぞれ専門化させることにより、グループ全体での中長期の持続的成長や業容・組織の拡大などを通じた企業価値向上を目指している。

 今回の組織再編成では、連結子会社であるパイプドビッツのメディアストラテジーカンパニー、アパレル・ファッションカンパニー、美歴カンパニーについて、個別事業に経営資源を集中させることを目的に分社化もしくは新会社を設立する。

 具体的には、パイプドビッツのメディアストラテジーカンパニーを新会社、ゴンドラが継承する。また、パイプドビッツのアパレル・ファッションカンパニーを新会社、フレンディットが引き継ぐことになる。パイプドビッツの美歴カンパニーについては、新会社美歴が事業を継承する。

 また、同日、持分法適用会社のカレンの第三者割当を引き受けることも発表した。

 パイプドビッツの情報資産プラットフォームの販売面での協力関係にあるカレンとの更なる事業連携の強化を目的として、同社が実施する第三者割当増資を引き受ける。

 現在、カレンの株式を12,000株(所有割合39.02%)所有しているが、今回更に6,000株を取得することで、合計18,000株(同47.18%)となる。取得価額は、1,500万円。払込期日は12月21日。

 なお、今期業績に与える影響は、軽微としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る